人生山あり谷あり

夫が一昨年の10月に休職してやっと復帰して1ヶ月… 何年も前に同じ職場で働いていた先輩からつい最近電話があり、「貸したお金を返してほしい」と…                 夫自身身に覚えがないと…いやいやそんなわけないだろう。と思うが夫ならあり得るから怖い…

10年以上前のことになるが、自転車で事故に遭いその時の示談金は何に遣ったのか…いつの間にかなくなってたし。勝手に財布からお金を抜くし。私のならまだしも子供のものまで。お金の遣い方を知らない人だ。

なので、離婚を切り出し、末っ子が小学生になるタイミングで。と話していた矢先に仕事でトラブルに見舞われ一昨年うつ病になった。折角前に進めると思ったのに、その時の夫は本当に死にそうだったし、私と子供も住むところもないから離婚の話は一時休戦。それからは生活費をどうやりくりするかの奮闘劇が始まった。

まずは夫の病院探し、車の乗り換え、携帯の料金見直し、病院代を安くするための申請、税金の支払いの相談に市役所に行き、なんとかその年の税金は払えた。学費の免除申請を出し、一部免除にしてもらうことができた。それにしても、調べればいろいろな給付金や制度があるんだと勉強になった。私は転職して扶養内のパートからフルタイム勤務を始めた。末っ子はまだ年中で子供との時間を削ってまで働くことに負い目を感じつつも生活のためと自分にも子供にも言い聞かせながら働いた。忙しかったが久しぶりにガッツリ働くのは楽しかった。この時期は初体験することも多かったから余計にそう思えたのかもしれない。

農作業をしたり、味噌を作ったり、新しい人脈ができたり、着物を着てショーにでたり、価値観が変わったり、幼稚園の役員もやったり、パソコンを使うようになったり、本を読むようになったり…


いろいろ変わったことが多かった。一番は自分の価値観が変わったことが大きいと思う。何となく感じていたことが顕在化されたことで変わったと思う。夫が病気になって私は人生は楽しんだもの勝ちだと思うようになり、楽しむようにしている。夫が病気だからといって私が暗くなると子供たちまで悲観してしまうので、無駄に明るくいるようにした。それは自分が負のオーラに負けてしまわないように精一杯の抵抗をしていたのだと今になっては思う。気を抜くとすぐにつぶれてしまいそうだったのだと思う。現に、2ヶ月で6kg体重が落ちてしまい会社の人にも心配されるほどやつれていた。ストレスがたまると食べても栄養が吸収されないことがあるということを初めて知った。食欲はなくても私が食べないと子供たちも食べなくなるので子供に心配をかけないようにするのが大変だった。でも子供の察し能力は侮れず、バレバレで今でも気を遣わせてしまっている。そして、休みの日まで働いた事により子供達は荒んでしまい、少々子育てしにくくなった時期があった。仕事を変えたらまた元に戻ったので、やはり子供の心は繊細だと思った。

話が逸れてしまったが、夫が忘れている借金はどのようにして作ってきたのか、詳細が不明でどうしたらいいのかわからない。借りた金額も、理由もよくわからない。まぁ、大前提として小遣いが少なかったのは否めない。言われれば渡していたがそれが面倒くさいらしい。といってもキャッシュカードを持たせたら全額遣う前科があり、大金を持つと財布を置き忘れたり落としたりするため必要以上に持たせる気にはならない。クレジットカードを持てばキャッシュローンをためらいもせずできる人なので、子供の教育上良くないと思い離婚の話をした経緯がある。お金の使い方以外は人より我慢できるがこれに関しては死活問題になる故、許せない。これは本人にも言ってある。その時は理解しているように感じた。でもいつもの事だが、すぐ忘れるからタチが悪い… 元気になって落ち着いたら離婚はしようと最初から思っていたので、今回の件はいいきっかけとしか思っていない。

頼れる親は私にも主人のもいないので、基本的に一人で背負うつもりだ。しかし、一人で何でもできるわけではないので、これから効率よくどうしたらいいのか考えなければならない。やりたいこともたくさんあるのにやらなければならないこともたくさんあって… それでもワクワクしてしまうのは相当頭がおかしいのだろう。

過去を振り返っても私自身、周りの人に助けてもらうことが多く、タイミングよく事が運んだり、とにかく運がいいので、この先が楽しみでしかない。

今すぐに離婚の話を進めれる訳ではないので、今後離婚後の事も含めどんな風に生活をするか、まずはそこから考えて行こうと思う。これからの人生どうなるのか楽しみで仕方ない。

作成者: ahirukori

雑記ブログになると思います。〜戯言〜の読み方はその時の内容で「ざれごと」でも「たわごと」でも解釈いただけたらと思います。 このブログが子供達にバレたら遺言にでもなればいいと思って書こうと思ってます。

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